南部酒屋唄プロジェクト Vol.1 / Nanbu Sakaya Uta (Nanbu Sake-brewing Work Songs) Project Vol.1 (CD) | Sumiko Sato Official Webshop

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南部酒屋唄プロジェクト Vol.1 / Nanbu Sakaya Uta (Nanbu Sake-brewing Work Songs) Project Vol.1 (CD)

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「南部酒屋唄を発酵させたら、こんな音楽が生まれました。」
かつては酒蔵で酒造り工程中に鳴り響いていた酒屋唄ですが、昭和30年代から機械化により徐々に唄われなくなってきました。
このほぼ消滅しかかった唄を現在唄うことのできる最後の世代である南部杜氏の唄い手4名とシアトルのトップミュージシャン7名が今に甦らせた、古今東西を超えた渾身のコラボ作品!

Reborn Sake Work Songs after Sonic Fermentation! “Sakaya Uta" – traditional work songs of sake brew masters of Nanbu or Iwate (Northern Japan), handed down by oral tradition from one generation to the next but now on the verge of extinction due to the mechanization in breweries since 1950s. This is a recording of the voices of the last generation masters able to sing the songs, which was incorporated with original contemporary music by Sumiko Sato and six top-notch musicians from Seattle, USA. The ultimate collaboration of East and West, Old and New!

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1. 流し唄
2. 米研ぎ唄
3. 荒酛摺り唄
4. 添えつき唄
5. 仲仕込み唄
6. 三転つき唄~変拍子
7. 留仕込み唄
8. 酛摺り本調子唄

上川 修
佐々木 勝雄
畠山 勝美
伊藤 賢治

演奏
ポール・タウブ(フルート)
タリ・ネルソン・ゼイガー(ヴァイオリン)
ケヴィン・クレンツ(チェロ)
ロリ・ゴールドストン(チェロ)
デニス・スタスコウスキー(コントラバス)
ポール・キクチ(パーカッション)
ジョシュア・コール(指揮)
佐藤 司美子(ピアノ・作曲)

制作
ジョシュア・コール
佐藤司美子

録音
ダグ・ヘア
佐藤 辰也

デザイン
菅原はじめ

1. Nagashi Uta (Washing Song)
2. Kome-togi Uta (Rice Washing Song)
3. Aramoto-suri Uta (Moto Mashing Song)
4. Soe-tsuki Uta
5. Naka-shikomi Uta
6. Sankoro-tsuki Uta – Henbyoushi
7. Tome-shikomi Uta
8. Moto-suri Honchoshi Uta (Mash Grinding Song)
☆Vocals
Osamu Kamikawa
Katsuo Sasaki
Katsumi Hatakeyama
Kenji Ito

☆Performers
Flute: Paul Taub
Violin: Tari Nelson-Zagar
Cello: Kevin Krentz
Cello: Lori Goldston
Contrabass: Dennis Staskowski
Percussion: Paul Kikuchi
Conducting: Joshua Kohl
Piano, Composed by: Sumiko Sato

☆Recording Engineers
Doug Haire
Tatsuya Sato

☆Production
Exective Producer: Joshua Kohl
Producer: Sumiko Sato

☆Album Artwork
Hajime Sugawara

Recorded at Jack Straw Recording Studio, Seattle, USA. January 22, 2017

南部酒屋唄プロジェクト Vol.1の制作の過程

このプロジェクトに手をかけたのは約2年前。唄に関する資料がほとんどなく聞き込みに回ったり、文献を漁るところからはじめました。東京在住の伝統邦楽研究の先生のご指導を仰いだり、歴史民俗資料館や博物館を訪ねてみたりもしました。

当初既存の録音をもとに楽器のみで作ってみようと考えていたところに、ある元杜氏さんから 「唄ってもいいよ」という申し出をいただき、4人の元杜氏さん達にスタジオまでおいで頂き、貴重な唄声を収めることができたのでした。

打ち合わせの際には、当時の酒蔵では実際にどのように唄が唄われたかなど杜氏さん達のお話をいろいろ聞くことができました。
ほかにも酒造りに使用するお米についてや杜氏になるまでの修行のお話など多岐にわたる内容を大変興味深く、聞かせていただきました。

その後、録音した唄を楽譜におこす作業に取りかかったのですが、西洋音楽とは全く異なる音律や拍節感を表すのに苦闘しました。そして歌詞も定まったものがない上にことばも私が知らないものが多く、聞き取り、文字に起こすだけでもかなりの時間を要しました。

はじめはいろいろ戸惑いがありましたが、何度も聴くにつれ仕事唄とはいっても豊かな情緒やユーモアも感じられるようになり、独特な節回しの美しさにも次第に引き込まれていきました。

作曲は、8曲それぞれに個性をもたせたかったので、スタイルにあまりこだわらず書いてみました。
楽器編成は和楽器も考えましたが、最終的に五線譜に表しやすい西洋楽器を選びました。
唄の一節をモチーフに展開させてみたり、唄に楽器が寄り添うようにしたり、アプローチは様々ですができるだけわかりやすくシンプルな音にしようと試みました。

本来の唄に近づくには、微分音や不定拍リズムなどで表現するべきだったのでしょうが、そうした要素を活かしつつ、西洋楽器で表そうとするのは非常に難しいことでした。とくに最初の流し唄は、どのようにアプローチするか最後まで迷い、フルートと打楽器奏者に即興してもらった無調で多様なニュアンスのフレーズを細かく分け、その断片を唄と組み合わせるという形をとることになりました。

楽器が唄の伴奏にまわった部分は、演奏面で奏者の方たちに非常に苦労をかけました。
そもそも小節の区切りをつけられないふしを4拍子などに仕切っているため、拍節がしばしば伸縮してしまうのです。
こうした点はまさにこの唄の持ち味であるので、今後それをより活かす方法を見い出す努力をつづけていきたいと思います。

最後に今回CDのデザインすべてを担当頂いたのは、:菅原はじめさんです。
何度も打ち合わせをし、研究の上で私の要望に応え、想像以上の素晴らしい作品を作って下さいました。
ジャケットデザインは色が暗めですが、酒蔵内の薄暗い仕事場を表現したものだそうです。
また裏ジャケット下部の黄金色の背景は、収穫を意味しているのだそうです。
ライナーノーツ最後は伝統的な酒造り工程を独自の視点で、描いてもらったものです。

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